現在の宇宙の推定年齢は、138億年と言われていますが、過去の宇宙では光が遅かったと仮定すると、宇宙の新たな推定年齢は、430億年になります。
宇宙の新たな推定年齢を計算してみた
ビッグバン以降、正確には、光が邪魔されずにまっすぐに進めるようになった「宇宙の晴れ上がり」以降の経過時間を計算しました。計算の条件は次のとおりです。
- 光速は宇宙の大きさ、つまり、空間の大きさに比例する。
- 距離は、従来の宇宙の推定年齢から換算する。
(例えば、100億年前の天体は、地球から100億光年の距離にある、とする) - 算出根拠としたデータは、講談社ブルーバックス『宇宙の「果て」になにがあるのか』の「宇宙の歴史年表」を参照した。
- データとデータの間は、線形補間した。
その結果、宇宙の新たな推定年齢は、430億年となりました。これは、現在の推定年齢で
ある 138億年の 3倍以上の年齢です。